【旧帝大7校リーグ】成績がグングン伸びる!2021年大学入試問題の徹底解説(阪大英語)



2021年入試、旧帝大の第5弾は「大阪大学」です。


当ブログの解説記事は、読者が必死に3年間努力すれば東大(理三以外)・京大(医以外)・九大医レベルに80%以上の確率で合格できることを目的に作成しています


市販の問題集のように、解法を丁寧に示すだけではありません!多角的なアプローチで問題を解きほぐしています✊


しかし、扱う内容はハイレベルなので、全くの初心者が手を出しても収穫は得られません

① 各問の難易度
② 他分野や一般常識との関連事項
③ 問題の躓きポイント
④ 極力曖昧な表現をしない説明

を示しています。

イマイチ成績が突き抜けられない受験生に貴重な情報が提供できればと思いますm(__)m

阪大英語の特徴

大阪大学の英語は全4問で、制限時間は90分です。出題内容も昔から固定されてますね😲第1問は少し長めの和訳問題、第2問は長文読解、第3問は自由英作文、第4問は和文英訳です。

阪大の英語はちゃんと勉強してきた受験生には得点源になると思うのは私だけでしょうか👀自由英作の内容点や、やや手強い和文英訳存在により、確かに9割とかは難しいけど、7~8割の敷居は低いんじゃないかな?…と思います😬

深く理解できる学力の目安は、全統記述模試で偏差値65〜70程度だと思います🤔

第1問

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【解答】

(A)標準

<答>
大抵の人間の文化は、料理を準備して消費すること、とりわけ人と一緒に食事することを、家族、部族、宗教および他の社会の結束に不可欠であると考えてきた。さらに踏み込んで、社会性をもつ生物として、人間は共に食事をすることによって人付き合いに長け、さらに言えばより幸福になるという人もいるだろう。


分析


dismissal of commensalityがわかりにくいけど、正しくは「親交の放棄」のようですね🙄なお、下線部は「親交を放棄する米国人以外の、大半の人間文化の特徴」について述べています。

② 第1文
 consider A as B=AをBと考える。「,especially~together,」の部分は、「料理を準備して消費することの中でも特に~は」と言いたいようです。

③ 第2文
Some people~=いくらかの人は~、~する人もいる。wouldは推量で「~だろう」です。過去で「~したものだ」の訳もありますが、(A)の文全体が現在形or現在完了形が使われている点から、推量と判断しましょう☝

go furtherは「より遠くへ行く」→「さらに押し進める」と解釈。 adept=熟練した。adeptは覚えていなくても、文脈的に社会的に+な意味なのはわかりますね。





(B)標準〜やや難

<答>
blueという音は、私達が青として経験する光の特徴とも、blueという目に見える文字の形とも、おそらく何の関係もないだろう。また、言葉によって様々に聞こえるだろうし、手話だと音はまったく存在しない。色の区別がより少ない、より多い、また異なるかもしれない多くの言語においては、blueに相当する語が存在しないことすらあるだろう。

分析
問題文の趣旨をつかむのに苦労したのでは?sound,light,visual等の表現から、どうやら「同じ言葉でもその表れ方によって意味は違ってくる」と言いたいよう🙄likelyは形容詞のbe likely to~でおなじみですが、副詞もあります💡「equivalent of〜=〜に相当するもの」は意外と難しかったかもしれません💦


・likely(副詞)=おそらく。
・sound(動詞)=~に聞こえる
・signed language=手話。
・property=特徴
・visual=目に見える
・equivalent(of~)=(~に)相当するもの
・distinction= 区別



感想
(A)(B)とも阪大の和訳問題としては難解ではないです。(A)は、dismissal of commensalityがよくわからずとも、下線部が米国人以外の大半の人々の話なので、あまり影響がありません🤥

(B)は「blue」の表現の仕方によって意味が全く変わってくるという話ですが、国語力がお粗末だと、内容の要点を少しつかみにくいかも?



第2問

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<第1段落>
・seclude= 引き離す
・Antarctica= 南極大陸
・barely= 辛うじて
・animate= 有生の
・organism= 生命体
・latiutude= 緯度
・defined by~= ~で定義される
・be equivalent of~= ~に相当する
・as to~= ~に関する

生命体がほぼ存在せず太陽が1年の半分も昇らない厳し環境である南極大陸周辺の海ほど、我々の想像とかけ離れた環境もないのではないか?そんな環境に青クジラはいる🐳

青クジラは(つがいを魅了するためなのか、敵をrepelするためなのかわからないが)人間がギリギリ聞けるような音を発する。ただ、青クジラの音は1960年以降低音化し、ピアノ3キー分に相当する低さになった。




<第2段落>
・be unique to~= ~に特有な
・as well as~= ~と同様に
・emit= 発する
・analyze= 分析する
・trigger= 引き金になる
・geographic= 地理的な

クジラの音の低音化が世界中で見られ、南極大陸周辺の青クジラに限ったことではない。昨年100万匹以上の個体を記録した結果、相互作用のない種においても同様の変化がみられた(地理的問題ではない?)。





<第3段落>
・culprit= 犯人
・After all(文頭)= 何たって
・foraging= 狩猟
・interfere with~= ~に干渉する
・artificial= 人工的な
・identify= 特定する

maritime trafficやextractive industriesによる人工的雑音がクジラの低音化の主犯ではないか?しかし、主な航路になっていない(煩くない)海域のクジラも影響を受けたことを考えると、低音化は音の汚染に対する反応だとは考えられない。




<第4段落>
・estimated= 推定
・occupy= 占有する
・initially= 最初は
・illegal= 違法な
・speculate= 推測する
・in other words= 言い換えると

別の原因として、世界規模の保護活動が考えられる。20世紀初頭には23.9万匹いた南極周辺の青クジラも、1970年初期までの何十年にも及ぶクジラ漁によって個体数は激減した。1966年以後の保護活動により個体数は再上昇したが、個体数増加に伴い、クジラは短距離でも対話できるように音を小さく出すようになった。「音は煩いほど高い」点から、これが原因で低音化が起きたと考えられる。




<第5段落>
・ominous= 不吉な
・absorption= 吸収

昨年のクジラの音についての研究では、「CO₂吸収により酸性化した海洋では音波は遠くまで届くため、クジラは大きな声を出す必要がなくなったのだろう」という理由が提唱された。




<第6段落>
・meanwhile= その間に
・monitoring= 監視
・hypothesize= 仮説を立てる
・amid= ~の真ん中に
・amplified= 増幅される
・impact= 影響
・modulate= 変調する

大気中のCO₂(=人為的な温暖化)が別の点で間接的に悪影響を与えたかもしれない。温暖な時期には、亀裂の入った氷の間に音を伝えるべく、クジラは高い音を発する。





(1)

(ⅰ)
<答>

分析
「仲間を魅了する、敵を(  )」の形より、「追い払う」と判断します。




(ⅱ)やや易
<答>

分析
「言い換えると」の意味の「Which is to say~」と「put it another way」は覚えましょう☝


(ⅲ)やや易
<答>


分析
「機械音を(  )ところで低音域を聞ける」の流れより「無視できる」と判断できる。とはいえ、negilibleは覚えておきましょう☝

(ⅳ)やや易
<答>

分析
anatomy=解剖,生体構造」を知っていると有利でした。ただ、「クジラの(  )が、声が大きいほど音も高くなるのを決定する」という流れから推測可能です。


(ⅴ)やや易
<答>

分析
「温度上昇→水の融解を(  )」より、促進系の単語が入るのはわかるでしょう。


(ⅵ)標準
<答>

分析
本問はカラオケ機能の「エコー」を知っていれば有利だったでしょうね🎤

deeds=行為(doの名詞形)。保護や環境改善を通してクジラの声が変わると言いたい趣旨は わかるので(ハ)と判断してもよいでしょう。


(2)
<答>
 Antarctic blue whales (theに着目)




(3)標準〜やや難
<答>
貨物船の通過時に鳴くのを一時的にやめるという行動。

分析
直後の「by pausing~ships」の部分。compete with~=~と競合するpassage=通路,通行。passageとcargo ships はイメージがつかみにくいですね💦



(4) やや難
 <答>
氷の融解の加速は人為的な温暖化が要因だという意味。

分析
後文のas「~のように」、unnatural(不自然な)より推測して答えます。解答では「自然でない→人為的」と解釈して答えてますが、この言い換えは言われないと難しいでしょう。


(5)やや易〜標準
<答>  

分析
第4段落で「クジラの個体数が再増加するにつれて音が低くなった」という記述があり、第5段落で「CO₂の吸収により酸性化した海洋では波が速くなるため、さほど大きく音を発する必要がない」という記述があります。





感想
記号と記述の混在した長文問題です。青クジラの鳴き声の高低についての話ですが、細部の内容は単語レベルが高くイメージがつかみにくく感じました。

問題は(3)(4)がやや難解でした💦(3)は該当部分はわかるけど、「the passage of cargo ships」の訳はpassageのイメージがわからないと難しいですね。(4)はunusual(自然でない)から「人為的」という意味を導き出すのが難しいですね。




第3問

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「長期間何かに取り組んで、スランプの時にどう解決するか?」を経験談をもとに書く問題でした😳内容の自由度は広いと思いますが、「自分の書いた文章は論理的に不備がないか?」を常に意識しましょう🧐英語のスペルや表現ミス確認よりはるかに大事なことですから☝


何でかって!?
そりゃ、自由英作には・・・



内容点0点



ていう最凶最悪の減点リスクがあるからに決まってるじゃないですか😭😭





<具体例を考えてみる>

(1) 先生や親からアドバイスをもらう
(2) 一度放置して頭や体を休める
(3) 基本に立ち返り見直す

著者の経験的には、「過去の成功体験を思い出し自分ならできると鼓舞する」や「一度忘れていろんな勉強に手を出し、時間を置いてからまた本気出す」もありかな・・・と思いました👍




<解答例> 

(3)について書きました✍

If you are losing your motivation to pursue your long-term goals,I would recommend going back to the basics of the activity you are engaged in.My father is a dedicated amateur golfer, and whenever he is in a slump,he works on his swing posture and other basic skills in the sport. He says that by returning to the basics he can get back in shape and thus regain his confidence and positive attitude.


(表現の確認🔰)
・be engaged in~=~に従事する
・posture=姿勢
・get in shape=体を鍛える or 元通りになる



第4問

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今回はさほど難解なのはない印象ですが、英語の問題なのに漢字の教養が役立つ問題がありましたね😳

(A) 標準
<解答例>
The more I learn,the more clearly I understand what I haven’t done before , which results in broadening my horizon. Encouraging unfamiliar or new things sparked my curiosity to learn more.

分析


「学べば学ぶほど」は、見るからに「The 比較級~,the 比較級・・」を使えという表現ですね😂
 

「それによって」はthereby,which~(そしてそのことが~)を使うとよいでしょう。


後半は動名詞を主語にしています。
・視野を広げる=broaden one’s horizon
・刺激する= stiumulate,spark




(B)標準〜やや難
<解答例>
Whether it is freedom of expression, public welfare or democracy, unless you can explain in your own words how valuable they are,you cannot persuade those who claim that they are not worth protecting to change their beliefs



分析


「~にしろ,~であれ」は「Whether it is~」を使って書けます☝


 「~しなければ」はif~not・・も可能ですが、unlessを使うと便利でしょう👍 「unless=~しない限りは、~である場合を除いて」。


「~するに値しない」=worth ~ing


「説得する」はpersuade O to Vの他にtalk~into Vingも使えます☝


 翻意は「(その人の)意見を翻(ひるがえ)す」という意味なので、change one’s opinionが使えます。ここは、英語以前に漢字の意味が問われてました😅文脈からも推測可能だけど、「翻す」を知っていた方は断然有利でしたね💦




総括

第1問、第2問の記号系、例年より易しめの第4問は得点しやすかったと思うので、普段から学習を積み重ねていれば6~7割は確保できたでしょう。

あとは、採点基準や第3問の内容点が不明なので何ともいえませんが、余程厳しい採点でなければ、

合格点は

非医で55〜60%医で70〜75%

程度でしょうか🤔採点甘いと9割も狙えそうな内容だし。

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