【旧帝大7校リーグ】成績がグングン伸びる!!2022年大学入試問題の徹底解説(阪大英語)

2022年大学入試、旧帝大の第6弾は「大阪大学」です。


当ブログの解説記事は、読者の成績を最難関レベルまでグングン伸ばすことを目標にしており、読者が必死に3年間努力すれば東大(理三以外)・京大(医以外)・九大医レベルに80%以上の確率で合格できることを目的に作成しています


市販の問題集のように、解法を丁寧に示すだけではありません!多角的なアプローチで問題を解きほぐしています✊


しかし、扱う内容はハイレベルなので、全くの初心者が手を出しても収穫は得られません

① 各問の難易度
② 他分野や一般常識との関連事項
③ 問題の躓きポイント
④ 極力曖昧な表現をしない説明

を示しています。

イマイチ成績が突き抜けられない受験生に貴重な情報が提供できればと思いますm(__)m


なお、本記事では、外国語学部以外の問題を扱っています。また、第4問の英作文(2)は、理系受験生を見据えて(ロ)問題のみ扱っています。

阪大英語の特徴

大阪大学の英語は全4問で90分。第1問は長めの英文和訳x2、第2問は長文読解、第3問は自由英作文、第4問は和文英訳x2です。

この傾向は私が現役の頃から変わっていませんね🤔

高度な英語力が必要とはいえ、時間は短そうで意外と足りる印象です。

第1問

【解答】

(A) 標準
<答>
多くの犬の飼い主は「罪深い表情」だと自身が思う表情を犬の顔に見る。しかし、この表情は実際にはその瞬間の飼い主のボディーランゲージに対する反応である、ということが科学によって明らかにされてきた。罪悪感とは比較的複雑な感情である。犬は単に、自分が何をしでかしたのかを知らずに、今にも罰を受けないだろうかと心配しているのだ。

分析


identify→特定する、guilty→罪。what they think isのthey thinkは挿入句ですが、知覚動詞がwhatと動詞の間に挿入されるパターンは大学入試では非常によく見るので、覚えておきましょう💡


has shown that〜は現在完了形なので、それが反映される訳出をすることを意識しましょう☝️

つまり、「〜ということを示してきた」という形で訳すとOKです🙆‍♂️


be about to〜→まさに〜する。,without〜以降のit’s done wrongについては、itはdogでit’sはit hasの略です。

ちなみに、wrongは形容詞なのか?副詞なのか?…私もハッキリわかりませんでしたが、ここは文脈に合った意味が伝わればいいのです☝️

犬が罰を受けないか心配でビクビクしているのはなぜか?意図的に悪事を働いたらビクビクするでしょうか?しないですよね(笑)つまり、犬には身に覚えがないという内容を,without 〜で言いたいのです。よって「何悪いことしたんかわからんのだけど」に似た訳出をすればOKなのです🙆‍♂️

(B) 標準
<答>
宗教は文化が進化することによって生み出された力であり、主に個人や集団にとっての現実的恩恵を生み出すために存在しているとする考えによって、なぜ世界に宗教が「衰退している」地域があるのかが説明されうる。人間社会が国家を生み出し自己統治の仕組みを考え出すようになると、罰によって集団規範と倫理的行動を強制するのに非常に役立った神は、もはや以前ほど必要ではなくなったのだ。



分析


primarily(第一に,主に)、decline(減少する,衰退する)は重要語句なので、覚えておきましょう!

なお、,and that〜のthatの先行詞はnotionです。


As human societiesのAsは「〜につれて」「〜なので」のどちらで訳してもOKでしょう。devise→考え出す。


norm(ノルマ)を和訳するのが意外と難しかったのでは?

また、as necessaryになぜasが付いてるんだ?と思った受験生も多かったでしょう。これはおまけなのか?→いや、違います

宗教に絶対的存在の神仏は付き物ですが、現代世界では宗教が衰退していると述べられているんですよね?てことは、当然、神仏の存在も「以前ほど必要ではない」と考えます🤔


感想
阪大英語の第1問は例年通りの形式で、難易度はやや易しめでした。国語力的な難しさはなく、難単語が多い訳でもないので、きちんと英語学習を固めてきた受験生には得点源となったことでしょう。本問は、英語で稼ぎたい受験生なら8割前後を狙いたいところです🤔


第2問




<第1段落>

手を注意深く見てみなさい。進化学的にmarvelsなので、時間をかけて見る価値があります。手を使って様々な動かし方ができますが、その動作は類人猿にはできないのです。

・fist→ 拳
・thumb→ 親指
・index→ 人差し指

<第2段落>

関節や靭帯で21本の骨が繋がれており、高度に敏感な触覚受容体をもつ31の筋肉,3本の主要な神経,結合組織,血管,皮膚が(A)の背後にある。

・joint→ 関節
・ligament→ 靭帯
・massive→ 多量の

<第3段落>

この装置(手)と脳の間で、他の生物にできないことが人間にはできる。着火したり、土から穀物のfinest kernelsを集めたり、その他色々なことを。

・gather→ 集める


<第4段落>

親指はdexterityにおいて特別な役割を果たす。親指は他の指と一緒に様々な動かし方ができて、他の近親種に比べて長く,強力で,柔軟性がある。

・pinch→ つまみ
・precisely→ 正確に


<第5段落>

大形類人猿(チンパンジーやゴリラ等)には利用可能な選択肢が多くないが、人間は手首が柔軟なので物を前腕の延長として使える。

・palm→ 掌
・available→ 利用できる
・in contrast to〜 → 〜に対して
・intensify→ 強化する

<第6段落>

人間の手を特別なものにするのは、高機能性の親指による柔軟性だけではなく、並外れた感覚力もである。感覚力により、温度の感知,暗闇下での開錠,物の識別が可能となる。

・extraordinary→ 並外れた
・leather→ 皮革
・fake→ 偽物の

<第7段落>

感覚は繊細な違いを感知し、高密度の受容体回路と神経路を介して脊髄,脳へと情報を伝達する。

古生物学者で、3歳から盲目であったオランダ人のGeeratは、指の触感をきっかけに多くの目が見える科学者が見落とす化石の特徴(details)を見い出した。この事例からもわかるように、人間の手が進化学の歴史の中で例外的に発達したものであることは疑いようがない。


・via→ 〜を介して
・dense→ 高密度の
・spinal cord→ 脊髄
・attest→ 証明する
・fossil→ 化石
・sighted→ 目の見える





【解答】

(1)


(ⅰ) やや難
<答>

分析
Theyが人の手であることから、正解はoutcomesかwondersのどちらかでしょう。しかし、2択の判断はmarvelを知らないとキツイです💦




(ⅱ)
<答>


分析
迷うとしたらbreeds(品種)でしょうか。grainの訳は「穀物」ですが、穀物のままで考えると絞りにくかったと思います。grainには実は「種子」の意味もあるのですが、それがわかればseedsを選べたと思います。また、本文のメインテーマは「人間の手の器用さ」で、良い品種を集めるという知的行動を言いたいのではありません✋なので、やはり細かい種を集めるという意味と考えてseedを選ぶべきです。



(ⅲ) やや易
<答>

分析
dexterityは「器用さ」です。しかし、意味を知らなくても、第4段落には他の生物にはできない人間の親指の優れた機能が順々に述べられています。よって、skillfulnessが適切です。




(ⅳ) 易〜やや易
<答> 

分析
第4段落は親指のすばらしい機能を述べた段落で、executeを含む文では「親指は強くつまむのと同じくらい簡単に繊細に握ることができる」と言いたいようです。よってperformが適切。ちなみに、executeは「実行する」「処刑する☠️」の意味。




(ⅴ) やや易〜標準
<答> 

分析
「めちゃくちゃ凄い」感を出している選択肢を選べばよいので、remarkable(注目すべき)が適切です。国弱さんには他の選択肢も紛らしく見えたでしょうけど、他の選択肢では、人の手との発達物とのずば抜けた違いを表すには意味が弱いので×と考えます🤔





(2)
<答> 人の手

分析
「X are behind (A)」の形は「XはAの背後にある=Aを支持するのはXだ」と解釈できます。話題の中心が人の手であり、toolsの訳が「道具」であることから、(A)は人間の手であるのは自明でしょう。





(3) 標準
<答>
掌,前腕,さらには肩の筋肉と繋がる柔軟な腱により、指が遠隔的に可動するという仕組み。


分析
直後のBut those strings〜の部分に人間を操り人形風に動かす仕組みが述べられています。さらに、「操り人間風の動き=遠隔的に可動する」と言い換えて解答を作成します。本問は国語的な難しさはないものの、単語力を問われました。palm,forearm,shoulder,be attached to〜らへんの知識が求められました🤔



(4) やや難
<答>
人間の手首はとても柔軟であるので、手で握ったものを自分の前腕の延長として使えること。


分析
Thisが指すのは前文。しかし、so that以下の意味がイメージしづらく感じました😵‍💫💦類人猿のpressed into〜の内容自体が非常にイメージしづらいので💧

extension toが特に問題ですね!これ、前置詞がofだとまだ簡単だったのですが、「〜に向かう」という意味のtoだから、物が前腕に向かうと解釈して意味不明になった受験生が続出したと思います。


(5) 易〜やや易
<答> ロ,ホ


分析
選択肢の表現がまんま同じ形で本文中にあるので、本文を一読できれば簡単に取れる問題です。

(イ)
第1段落参照。fist(拳)を作って親指を他の指の上に置けるのは人間だけなので×。

(ロ)
第5段落の最初に記載があり◯。

(ハ)
第4段落後半を参照。類人猿は弱い力ながらも親指と他の指の間で物をつかむことはできますが、使うのは親指のtipsではなくsidesなので×。

(ニ)
第5段落後半を参照。これは手首の柔らかい人間にしかできないことなので×。

(ホ)
第4段落真ん中を参照。つまんでも指から脳に伝わる感覚はないようです。





(6) 標準〜やや難
<答>
ムラサキイガイの化石とそれが見つかる岩石の構造を指で感じ取り、目が見える科学者の多くが見落とす細かな特徴まで指で知覚する。


分析
Geerat氏の「指の触感を機に”見えた”体験」を記載すればOKですが、sightedを「目が見える」と推測し、さらにdetailsが何のことかを明示するのに一工夫必要でした。




感想
例年通り、阪大らしい第2問でしたが…所々本文の意図を正確に汲み取るのに苦慮する部分が存在していました。

(問1)のmarvel,kernelのニュアンス、(問4)のextension to our forearmの解釈、(問6)のsighted,detailsの具体化…このへんを正解に処理するのが難しかったと思います🤥💦

第3問


【解答例】
The job of scool teachers cannnot possibly be replaced by machines or AI. The most important aspect of education is ,it seems to me, helping the development of each student’s personality, not helping their acquisition of knowledge. Good characters grow from interacting with people,who not only serve as models but also as poor examples at times. This kind of complexity is clearly exclusively human. AI may be of great help in knowledge transmission but can never be a substitute for human educators.


分析
内容が考えやすいタイプの題材でした。「機械には能力はあるけど人の感情に訴える部分が欠落している」という一般的見解をもとに考えれば、感情的繋がりを大事にする仕事をネタにするとよかったですね。他人と関わる機会が多い仕事で馴染みのあるものを選択すればよかったでしょう。


内容的に大きく的外れなことは逆に書きにくい分、内容点による大幅減点の可能性は低いでしょう🤔


第4問




【解答】

(A)
<解答例>
For example,if various conditions the universe has now had not been satisfied, we couldn’t have been born. It could be said that they were met by chance. In fact it is aiso a fact that the probability of the chance is miraculously low.

分析


第1文は仮定法過去完了で書きましょう☝️実際には、宇宙の条件が整って我々人類が誕生したからです。

また、「誕生しえませんでした」の表現より、wouldではなくcouldが望ましいでしょう。確かに、「しませんでした」より「できませんでした」の方が文脈に合ってますし🤥💦


条件が「整う」をどう英訳するかがポイントですが…これどう言い換えますか🤔❓数学でよく使う言い回しに「(条件を)満たす」とあることを思い出してbe satisfiedを用いるもよし、「条件がなければ」と考えてif it had not been for〜を使ってもよいのではないでしょうか?


「〜とも言える」の表現より、ここでもcanを使いたいですね。it is said that〜だと「〜と言われてる」となりニュアンスがずれますので💦別の表現で、It is safe to say that〜も使えます。割と出る表現なので、できれば覚えておきたいところ💡

なお、「偶然に」はaccidentlyby chanceが使えるでしょう☝️


「〜というのは事実だ」の有名な表現としては、it is true that〜the fact is that〜が使えるでしょう。

確率=probabilityは盲点だったでしょうか?数学でよく出てくるPはprobabilityの略です…これを機に、関連付けて覚えるといいでしょう☝️

(B-ロ)
<答>
When you are climbing to the top of a mountain ,if you see the sky getting cloudy with a chance of rain, you should have the courage to go back for fear of an accident. In the same way, it is sometimes necessary to abondon what you are doing, whether life directions or career options,in order not to waste the time or money of people involved.

分析

「雲行きが怪しくなる」は当然直訳する部分ではありません✋ここは「雨が降りそうな天気になる」という意味で訳します。

ある意味、一般常識を問う問題ですね。ガリ勉の弊害はこういう箇所で出る‼️なので、勉強もいいけど、視野を広げる(broaden your horizon)も大事なのです☝️

「勇気をもって〜する」という表現のhave the courage to〜は是非覚えておきましょう💡have the initiative to〜(率先して〜する)と同じ用法ですね👀

「〜しないように」は様々な表現が使えますね〜👀有名所では、in order not to〜in case S+Vなどが使えます。

感想
阪大の和文英訳にしては、比較的平易な問題でした。(A)の「条件がそろう」と(B)の「雲行きが怪しくなる」の訳で少し頭を捻るかもしれませんが、7割得点のハードルは例年よりやや低いかな〜という印象です。

総括

第1問,第3問,第4問は例年の阪大英語にしてはやや易しめです。高度な国語力やイメージが難しい部分はなく、英語力があれば7~8割は安定して取れるでしょう。

第2問は6〜7割得点はしやすい問題のセットでしたが、本文の意図を正確に読み取るのが難しい箇所が複数あり、8割以上の高得点は厳しめですね🥲



採点基準にもよりますが、合格点は

非医で55~60%医で70~75%

程度でしょう。


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