東大合格者が「2021年九大英語」を徹底解説!


受験生の皆さん、こんにちは。

東大合格ビジネスマンのワタシです🙇‍♂️

私のブログでは

入試問題の解答・解説

受験合格に必要なマインド

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について、様々な情報を発信しております📢



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2021年入試、旧帝大の第3弾は

九州大学」です。


当ブログの解説記事は

読者が必死に3年間努力すれば

東大(理三以外)・京大(医以外)・九大医

レベルに80%以上の確率で合格できる

ことを目的に作成しています


市販の問題集のように、解法を丁寧に示すだけではありません!多角的なアプローチで問題を解きほぐしています✊

 各問の難易度
② 他分野や一般常識との関連事項
③ 問題の躓きポイント
④ 極力曖昧な表現をしない説明

を示しています。

イマイチ成績が突き抜けられない受験生に貴重な情報が提供できればと思いますm(__)m

九大英語の特徴

九州大学の英語は全5問で制限時間は120分。

例年は、長文読解3問+自由英作文1問+和文英訳1問がお決まりのパターンですが、今年は傾向変化があったのか??

九大英語は配点の約3/4が長文読解であり、英語力の他に読解力も必要な骨のある問題です。

深く理解するには

全統記述模試の偏差値60〜65程度

の実力は欲しいです🤔

第1問

アフリカに生息する、困ったちゃんな昆虫(locusts)の話です🐝

繁殖すると原住民の生活に色々支障を来すようですが、「その実害はどんなものなのか」を念頭に置いて読んでみましょう📕

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第1段落

・at least= 少なくとも
・vanish= 消える
・steady= 安定して

Locustsという虫は思い切り増殖しては死滅するパターンを繰り返す。2020年、米国の食糧農業組織(FAO)は、Locustsが安定的に増殖すれば、全世界の10%の人の生活に被害が出ると言った。



第2段落

・confused= 混乱した
・a handful of= 一握りの
・possess= 所有する
・remarkable= 注目すべき

locustsが一体何者であるかについてはハッキリしないが、特殊なバッタのようだ。何がlocustsを特徴付けているかといえば、発達における著名な変化を起こす突出した力である。



第3段落

・solitary= 孤独な
・vary= 異なる
・dramatic= 劇的な
・sense= 気付く

locustsは大半の時間は’孤独相’として過ごす。孤独相において、locustsは青色で全然目立たない。しかし、大量の降雨と高湿度により、劇的な変化が起きる。個体数の増加により、他のlocusts’の存在に気付き、増殖を反復する’gregarious phase’に入る。




第4段落

・undergo= 経験する
・in response to~= ~に反応して
・be certain~= ~を確信する
・trait= 特質
・typically= 通常は
・harsh= 厳しい
<第4段落>
・undergo= 経験する
・in response to~= ~に反応して
・be certain~= ~を確信する
・trait= 特質
・typically= 通常は
・harsh= 厳しい

locustsは、環境条件に反応して、脳,体色,体長を変える目まぐるしい変化を遂げる。なぜそうなるかは科学者にはわからないが、おそらく変温性の厳しい環境に生息するためだろう。



第5段落

・multiply= 増殖する
・twentyfold= 20倍
・exponentially= 指数関数的に
・out of hand= 手がつけられない

locustsは、’gregarious phase’に入ると、個体数が3ヶ月ごとに20倍増殖する。指数関数的に増殖してしまうと、手が付けられなくなる。


第6段落

・migratory= 移動性の
・coordinated= 協力した
・insititution= 機関
・manage= 管理する

locustsは場所を転々とする性質をもち、目的の食料(特に穀物)がある場所まで風に乗って移動し、食い散らかす。それを阻止することは国と機関が協力して制御する問題である。


第7段落

・gerrdy= 貪欲な
・weigh= 重さが~だ
・roughly= およそ

locustsは貪欲で、無作為にな何でも食い散らかす。自身の体重(2g)に等しい食物を消費する。FAOによると、1km²に生息するlocustsが1日で35,000人分の食糧を消費する計算だ。


第8段落

・make matters worse= さらに悪いことに
・infestation= 蔓延
・suffer from~= ~の被害を受ける
・recession= 後退
・protracted= 長引く
・strategy= 戦略
・infrastructure= インフラ(基本的施設)
・address= 取り組む
・scramble to~= 慌てて~する
・come up with~= ~を思いつく

さらに悪いことに、locustsが最も蔓延する地域では、既に自然災害,闘争,コロナウィルスの被害を被っている。各国は、金欠や国内の問題を抱えているため、害虫駆除の戦略に頭を回すことが難しい。それに、locustsの数は急激に変動するため、特に70年間locustsの蔓延を経験していないケニアにとっては、長期的なインフラを構築することは難しい。以上のことが原因で、政府は解決策の考案に必死なのである。


第9段落

・emergency= 緊急事態
・pesticide= 殺虫剤
・delay= 遅れる
・fund= 資金
・materialize= 実現する

2020年は、別の世界的な緊急事態(おそらくコロナ)があり、物資の輸送が滞った。でも、害虫対策に必要な資金を集めることは実現化できると期待している。FAOは既に必要な300ドルのうち半分(150ドル)を寄付しているのだから。



解答

<Q1> 標準

(1)
0.5平方マイルの範囲につき4~8千万匹の密度で大群をなし、1世代の数が3ヶ月ごとに20倍に増加するという特徴。

(2)
風に乗って食糧が見つかるまでどこまでも飛び回り、簡単に国境をこえてしまう特徴。

(3)
貪欲なほど食欲旺盛で、1平方キロの群れで1日に3万5千人分の食糧を消費するという特徴。

分析

locustsが脅威である特徴3つ答えます。ここでは、住民にとってマイナスな影響を答えるのが適切でしょう。

第4段落までにそれらしき記述はないけど、第5,6,7段落に1つずつ記載がありますね👀

各段落の該当箇所を述べるとよいでしょう☝

<Q2> やや易~標準
成長過程で驚くほどの変化を遂げる能力をもつ、特殊なバッタ

分析

第2段落の情報から、locustsとは何かを説明します。

「What makes a locust a locust?」に注目しましょう👀

直訳は「何がlocustをlocustにしているのか?」。つまり、この質問に対する答えこそが解答部分に当たります。

`go through a remarkable switch in development`のイメージがつかみにくいかもですが、第4段落のtransformationと同義と捉えたいところですね。

<Q3>
環境の状況に応じて脳や体の色や大きさを変えるように、自らを劇的に変化させる能力。

分析

容易な問題です。傍線部(2)は‘The ability to~conditions`、thisはさらにその前文の内容を指す。

in response to~=~に応じて」は覚えてますよね?

<Q4> やや難(満点は難)
イナゴに苦しむ国の多くが、経済面等の国内問題を抱えており、長期的な害虫管理戦略を立てるのが難しい。また、イナゴの数の増減が不規則であり、その発生に備えてインフラを構築することも難しく、多くの政府は解決方法を見出すことに苦慮している。

分析

第8段落の120字要約・・・歴代初ではないでしょうか🤥

私は過去の九大英語で見たことがないですね。

「locustsが蔓延する国は国家問題を色々抱えているが故にすぐに解決する術がない」に近い内容が書ければ概ねOKでしょうが・・・

採点基準が不明だし、要点を押さえて7~8割の答案を目指すのが吉でしょう💡

感想

何よりも、locusts,grasshopperが何かわからないとイメージがしづらい印象でした。

Q1~3までは大筋が理解できていれば該当箇所を外すことはないでしょうが、Q4は深く考えすぎると逆効果です。

Q4は大筋を外さない無難な答案で切り上げましょう。「国家問題を抱えるが、解決策が見出せないこと」と「その理由」を記述すれば合格点と思われます。

第2問

第2問はGoogleの戦略についての話題です。2002年頃に大躍進を遂げたGoogle社、画期的な戦略を打ち立てた模様です。

特に第4,5段落は広告を用いたビジネス拡大を狙った内容が書かれていますが・・

これはいわゆる

ネットビジネス

というやつでしょうか🙄❓

ビジネス系の話題は受験生には疎いかな?でも、将来お金を稼ぐのに不可欠な働き方だと思ってます。

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第1段落

・originated with~= ~に起源がある
・firm= 会社

ハーバードビジネス学校のZuboffによると、「観察資本主義」はGoogle社の輝かしい発見や大胆な発言に起源を発する。



第2段落

・dominate= 占有する
・initially= 最初は
・advertising= 広告
・path= 道
・derive from~= ~に由来する
・attract= 魅了する
・in turn= 今度は

1998年に(会社が?)合体すると、Googleはすぐにネット検索を占有した。最初は、広告に焦点を置かず、利益化の明確な戦略もなかったが、新しい洞察はあった。質問パターンの数や人々の検索パターンのデータを使って、Googleの検索結果を改善させ、利用者に新たなサービスを提供するようになった。



第3段落

・commercial= 商業的な
・precisely= 正確に
・raw-material= 原料
・surplus= 黒字
・consist of~= ~から成る

2002年、Googleは、利用者を特徴や興味に従ってデータ化することで、商業的に飛躍した。広告を検索質問に照合させるのではなく、広告を個人ユーザーに照合させた。ユーザーはむしろ原料供給者であり、会社はユーザーから’行動的黒字’を得ている。

(広告収入(アフィリエイト)てやつかい😏❓)



第4段落

・enormous= 莫大な
・anticipate= 予想する
・insurance= 保険

AI領域の圧倒的な能力とGoogle社の莫大なデータが、Zuboffが観察社会の基礎と考える ‘prediction products’の創作を可能にした。人々が何を買いそうか予想するのは広告の鍵であるが、彼らの行動を予想することも保険,雇用決定,政治活動の目的に対して明らかに価値があった。



第5段落

・make sense of~= ~を理解する
・venture= 冒険
・acquisition= (身に付けた)能力
・expand= 拡張する
・permission= 許可
・feature= 特徴
・display= 示す

Zuboffの分析は、Googleに一見無関係なサービスを理解するのにも役立つ。これらのデータを得る許可を求めることは国の運営スタイルにはなかったが、Google mapやyou tubeといったサービスは、国から許可を得ることで、国がユーザーのデータを供給するルートの拡張に繋がる。



第6段落

・underlying= 〜の根底にある
・in competition for〜= 〜を争って
・vast= 広大な
・engage in〜= 〜に従事する

この拡張パターンは、産業の根底にある論理を反映する。AIや観察的収益を争う点で、広大な多種に及ぶデータを獲得できるGoogle社が有利なのだ。Amazon,Facebook,などの、最高レベルで観察資本主義に従事する他の会社も、拡張の必要性を感じている。




解答

<Q1>  標準
Google社が、利用者の検索から得たデータを用いて検索結果の質を向上させ、利用者に新たなサービスを追加し、より多くの利用者を惹きつけるという学習と拡大を繰り返すこと。

分析

repeatingがあるので「反復」「繰り返し」の意味を出す必要があると意識しましょう✊

「学習」の内容はdataを使ってresultsをimproveすること、「拡大」の内容は検索利用者を増やすことと考えると辻褄が合うでしょう。

<Q2> 標準~やや難
収穫したデータを用いて、ユーザーの人物像を特徴や興味に応じて分析することができ、企業がどの特定の個人に広告を出すべきか決めることを可能にしたということ。

分析

下線部(2)の直後に、新たな手法の記述があり、ここを解答に入れますが…それだけでは不十分。その手法でどんな結果が出たかの記述まで書く必要があります。

breakthrough(大躍進)を答えてほしいので、surplus(会社の黒字)になった結果を書く必要がある!と考えましょう。

ただ、内容が把握しづらいですね。

アフィリエイトの仕組みに詳しい受験生は有利でしたが、おそらく大半の受験生にそんな知識はない😅

<Q3>やや易
一見関連のなさそうな数々のサービスを提供することで、Google社が利用者の個人情報をオンライン、オフライン関係なく入手する経路を拡大している、ということ

分析

unrelated servicesとは、Googleが提供するGmail~self-driving carまでの多彩なサービスのことです。


(Q4)やや難~難
空想世界から現実世界へと監視を広げ、個人の性格や興味といったデータを蓄積することで検索の質を向上させ、膨大なデータから人々の行動予測を捉え、広告の鍵となった以外にも、保険契約、雇用決定、政治活動といった目的に対しても有益なものとなった。

分析

完璧な答案を書くのは難しいですね。6~7割の答案で十分では?

scope(空想→現実への視点シフト)とdepth(個人の生活に着目して、個性についてのデータを蓄積する)の内容を押さえ、実際にどんな利益を出したかまで書ければ十分でしょう🤥

感想

話の方向性はわかりやすいです。しかし、ビジネスの背景知識がないと、細部の理解に悩んだでしょう😵

雑談ですが

給料の上がらない現代

将来自力で稼ぐために

ネットビジネスは必要不可欠

です。

これを機に、受験生の皆さんも少しずつビジネスも勉強してみては??

第3問

未亡人のMiriam(おばあさん)がshelter(保護施設)で出会った猫の兄妹を可愛がる内容でした😸

問題が結構易しいので、英語さえ読めれば国語が苦手でも解答できると思います。

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解答

<Q1> 易~やや易
Miriam’s children left home and she moved into an apartment with her husband. However, he passed away six years ago.

分析

Miriamの家族、つまり子供と亡き夫について書けばいいですね。簡単。


< Q2 > やや易
Luther and Lulabell were twelve-year-old brother and sister.They were two of the largest cats in the shelter.Luther was a fuzzy black cat with a brown undercoat and Lulabell was a fuzzy orange cat.


分析

2匹の猫の特徴を書きます。どこまで詳しく書くかが不明ですが、できるだけ多く書いても損はないでしょう☝️

<Q3> やや易~標準
After her husband passed away,Miriam had thrown herself into volunteering including the work at the shelter. Six months ago Luther and Lulabell were brought to the shelter and came to like to sleep on her.

分析

get involved with~=~と深い関わりをもつ」。

要は、Miriamが2匹の猫と出会うまでのきっけかや出来事を書けばいいですね。

<Q4>
It was because the rent-controled apartment she was living in didn’t allow pets.

分析

adopt=飼う 。「アパートがペット飼育禁止」の記述はすぐ見つかるので、簡単。めっちゃりきたりな理由(笑)



感想

Q1〜3はどこまで詳しく情報を盛り込むかの判断ができませんが、書くべき要点を見定めるのは容易でした🤥

Q4も超簡単で、第3問は7〜8割は得点して稼ぎたいところです。

第4問

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学校のオンライン授業の利点と欠点を1つずつ挙げる問題。

そういや、コロナ禍での休校に
伴い、「勉強するのに通学は必要ない!」とか言った小学生you tuberがいましたね~🙄

簡単な英語をミスなく書くことはもちろん大事なのですが、何よりの鬼門は内容点でしょう。

内容点で引かれない方法は

私には全くわかりません(TT)

前後の文で文脈の飛躍があるのはまだ直しようがあるんですが、選んだ内容がダメ言われてもなあ・・・

採点者に説明してもらわんとわからん😵


書く内容

[利点の例]
# 授業を何度も見返せるので理解が深まる
# 通学費が節約できる
# 必ずしも椅子に座ることを強制されない
# 寝ながら学習可能
# 優秀な生徒は好きなだけ学習できる

[欠点の例]
# 勉強嫌いの子供はますますサボる
#  貧乏な家庭の子供は一切学習できない


解答例

One of the advantages of online education is that it enables students who are not good at studying to understand deeply what they are told by reviewing the class at their own pace. I strongly think teaching many students one-sidedly causes a great gap of intelligence.

One disadvantages is that some students are distracted by their surroundings and can’t concentrate on online lectures.I recognize that most teenagers find playing sports or playing video games more interesting than studying for their future.Therefore they are required to get stimulated by their classmates and teachers at school by being encouraged to take part in group activities or discussion.  

(107 words)

第5問

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和文英訳が消えてる??


第4問に引き続き2回目の自由英作文なのか?と思いきや、単に表の内容を英語で説明する問題でした。表にある内容をただ英語で書くだけ。

表からわかる事実だけを書けばよいので、楽ですね😄

なお、留学生の多寡についての理由等は書けとは言われてませんよ✋


解答例

The Canadian students enrolling in American universities has only risen by 3%.China is opposed to Japan in terms of % charge.China has sent more and more students to study in the U.S. for the past thirteen years and the number of students in 2014 is about five times of that in 2001.On the other hand,less than half as many Japanese students enrolled in American universities in 2014. 

 (72 words)

総括

第1問も第2問も、読めてしまえば難しくないと思いますが、内容が曖昧だとポロポロと失点を積み重ねる問題でした。

第4問は内容点次第なところはありますが、第3問と第5問は簡単なので高得点を狙いたいですね!

ボーダーは

非医:55〜60%

70〜75%

でしょうか。





最後に、再度公式ラインの紹介をします。

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