受験生の皆さん、こんにちは。
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2021年入試、旧帝大の第2弾は
「東北大学」
当ブログの解説記事は、長期的な目線で成績を飛躍的に伸ばし、継続性・応用性のあるスキルを身に付けていただく記事です。
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イマイチ成績が突き抜けられない受験生に貴重な情報が提供できればと思いますm(__)m
今回の第4問は必見‼️
至って普通の英作文ですが、題材が受験生の将来設計に関わる興深い内容でした。
東北大英語の特徴
東北大学の英語は全4問で制限時間は100分です。
・前半2問は長文読解
・第3問は会話文
・第4問は和文英訳
これ例年のパターンですが、今年もこの傾向で出題されています。
難易度は例年通りでしょうか。記述が多いので超高得点は難しいけど、7~8割得点は努力次第で可能かなと思います✊
なお、記事内容を深く理解するには
全統記述模試の偏差値60〜65程度
の実力は欲しいですね🤔
第1問
<第1段落>
・cuisine= 料理
・explicitly= 明確に
・feature〜= 〜が特徴である
・array= 配列
・indicative of〜= 〜を示す
・culminary= 料理の
印刷と産業資本主義の2つの力が、国の料理を決定する過程のメカニズムを示している。印刷技術は、地域限定的,家庭的な料理を「その国の料理」に変えた。
同じ基礎的なレシピを特徴とする十分量の料理本が出回るにつれて、異なる国の料理本が国どうしの重大な違いを示すようになったことから、料理本は国の料理のみならず、国そのものを象徴するようになった。
<第2段落>
・agriculture= 農業
・alter=~を変える
・dominant=優勢な
・canning= 缶では?と推測可。
・availability=利用可能性
・uniformity= 独特さ
・entrepreneur=起業家
新たな形態の経済的生産(農業や外食産業の改革)が生じ、産業化だけで食事に多大な影響を与え、新たな国家の独自性を創造するに至った。同時に、新たな市場を作るために、起業家たちは自身の商品を「国産」と言うようになった。
<第3段落>
・broadly= 広く
・regional=地方の
・reinforce= 強化する
印刷と交易の交差により、料理の概念と同時に国家の考えも提示するようなやり方で、大衆に呼びかけるような国家料理が誕生した。料理本は、地域格差,身分の違い,過去と現在の乖離を克服する目的で出回った。
<第4段落>
・coherent= 一貫した
・have little to do with〜=〜とほぼ関係ない
・initially= 最初は
・famed= 有名な
・aristocracy= 貴族
・transmission= 伝達
・landscape= 景観
・overcome= 克服する
・stand for〜= 〜で目立つ
国の料理観の推移が起きると、外国民にも目を向けるようになり、外国民に一貫した国家と料理のイメージを植え付けるように働いた。実際、フランス料理は次々と料理本を出して、貴族のみならず中流階級にもフランスの知名度を広げた。
<第5段落>
・interact= 相互作用する
・complicated= 複雑な
・administrative= 行政上の
特に、植民地時代を経たアメリカでは、国家の伝統や文化の構築の過程が複雑化し、また国家料理の概念に通ずる民衆が多くいたことで相互作用が起き、国家料理に対する多様な概念が生まれた。
【解答】
(問1) やや易~標準
最初に真っ先に挙げられるのは料理本で、それは個別の食物を一まとまりのものにしただけでなく、かつては多様な形をとっていた一連の食べ物であったかもしれないものを一つの認められた料理へと洗練させるのである。
<分析>
①
「First and foremost are cookbooks.」は倒置形。foremostはfirstと同等の意味と推測可能でしょう。
②
「bring together separate foods into~」のseparateは形容詞、togetherは副詞的に使用しています。intoは「何かに変化する」ニュアンスですが、「多様→1つ」の流れから、「別々の食べ物をまとめて~にする」という意味で捉えたいですね💡
③
「refine=~を洗練する,~を精製する」。
④
「might have been a whole series of different versions」は訳しにくいですね。「might have~=~だったかもしれない」は大丈夫ですよね?また、versionsは料理を指します。
(問2)やや易
工場労働が食事の仕方を変え、中流階級の食事が新しい中心都市で主流となり、缶詰などの新しい食品技術によって様々な料理が利用可能になったことで作り出された。
<分析>
該当箇所の特定は容易。「In so doing=そうすることで」があるので、その内容(前文の具体例)を書くといいですね。
・alter=~を変える
・dominant=優勢な
・canning= 缶では?と推測可
・availability=利用可能性
(問3)やや難
国民食という概念が国家に関する他の概念とともに国民に提示されるという方向性。
<分析>
orientationの訳とイメージに悩んだ受験生が多くいたことでしょう。これが難度を上げてます!
大学や会社でも「オリエンテーション」はよく聞くけど、意味や和訳となると??になった人が多いのでは😵
ちなみに、「orientation=方向性」という意味です。これは動向(動き)を思わせる「First and foremost~these nations.」の部分である判断します。
(問4)
(1)標準~やや難
ア
<分析>
portray=~を描写する。
エと間違えそうですが、「食事を明るくする」は変だなぁと思いたいところ。
(2)標準
エ
<分析>
「implicitly=暗に」を知っていればexはimの反対なので、逆の意味「明確に」だとわかるはずです。
(3)やや易
ア
<分析>
現在と過去の「割れ目」。前文にregional divisions(地域の違い)を克服したい旨が書かれているので、(3)も「違い」的な意味だと推測できます。
また、junction(合流点)+dis(反対)から推測してもよいでしょう🧐
(4)やや易
ウ
<分析>
「部外者の心に国のイメージと料理を( )する」。前文の流れからmixする意味と判断したいですね。
melting pot(人種のるつぼ)的な表現だなあ~と思えれば、なお選択は容易だったでしょう。
アのbreathtakingは「驚くような」。
(問5)標準
イ、エ
<分析>
(ア)cookbooksはむしろsignificantに働いたので×。
(ウ)イタリア料理かどうかは全く関係ない話。
(オ)レストランがフランス料理にうんざり・・という記述はないのでは?
(カ)should have~は「~しとくべきだったのにしなかった」の意味なので×。
<感想>
大雑把な概要は把握できるけど、細かい部分で内容把握がしづらい印象です💦
問3はorientationの意味がわからないと該当箇所を外す可能性が高く、問4も単語が難しめですね。
第2問
<第1段落>
・marvelous= すばらしい
・accomplishment= 成果,業績
・competitive= 有能な
・victory= 勝利
・lose confidence= 自信を失う
・unsettle= 動揺させる
・insecure= 不安な
・be conscious of〜= 〜に気づいている
ある有能な女性テニス選手は、試合に勝つチャンスがあったのに、試合前のミスで動揺してしまい、自信を失ってしまった。自信喪失がいかにして選手の手の動きを狂わせるのか?そして、試合と無関係だとわかっているのに、どうして動揺する気持ちを制御できないのか?
<第2段落>
・precisely=正確に
・emotion= 感情
・obviously= 明らかに
・ be deliverd to~= ~に運ばれる
・be sure of~= ~に確信をもつ
・coordination= 協調
・sort of= いくらか
・implicitly= 暗黙的に
感情がどれほど正確に筋肉に伝達されるのか?明らかに、「自分に自信がない」ということは選手の筋肉に普段と違った作用をする。ただ、それはミクロ(微小な世界)レベルの話である。
実際、自信喪失により全く体を動かせなくなったという人はいる(foot out現象)。我々の文化は、大きな精神状態と微細な身体状態には関連性があるという考えを受容してきた。
<第3段落>
・be projevcted to~= ~に投影される
・subtle= 些細な
「自身の感情や意図を身体表現に結び付けるちょっと違うメカニズムや様式があるのか?」という難しい疑問について考えてみよう🤔
<第4段落>
・ingredient= 材料,要素
・fairly= かなり
・sufficient= 十分な
・joint= 共有の
・inherently= 生まれつき
・roughly= おおよそ
・generate= 生む
同時に9個の球をjugglingする人を例にあげる。1個の球を高く上げて拍子を合わす能力は誰にでもあるが、jugglingとなると大半の人ができない。
実は、jugglingするにはこの2つの能力を同時に監視する第3の能力(=協調能力)が必要なのだ。協調によって、jugglingのような複雑な動きが可能となっている。
<第5段落>
・temporal= 一時的な
・awareness= 気付き,意識
・array= 配列
・leap= 飛躍する
・compose= 組み上げる
・in principle= 原則として
・be capable of~= ~の能力がある
・broadly= 広く
・architecture= 構造
・unresolved= 解決できない
・sum up= まとめる
・entail= 含む
深刻な疑問(下線部C)の2番目について答えるためには、jugglerに我々全員が持つわけではない能力があると言わなきゃいけないようだ。
我々の体には同じ臓器があり、同様に同じ精神があると考えるのが妥当だけれども・・文法面に関していえば、我々にはどんな言語であれ文法を習得する能力があり、言語にまつわる経験によってどの言語を学ぶかが決まる。
つまり、我々に内在する独特の様式(=個性?)は「生来の身体構造+人生経験」によるものだ!
<第6段落>
・inevitable= 必要不可欠な
・at least= 少なくとも
・be involved in~= ~に関与する
・insert= 入れる
・synthesize= 統合する
・momentary= 瞬間的な
・domain= 領域
・glorify= 栄光を与える
「公式」とはえらく数学的に思えるが、少なくとも、素早く思考し素早く行動するには必要不可欠だ。超公式(superfomula)がある。超公式は自身の考えや行動を瞬間的に統合する役割をもつ。それゆえ、言葉を発する前に異成分から成る感情が構築される。
<第7段落>
・comedian= 喜劇俳優
・glnace at~= ~をちら見する
・underlying~= ~の基盤にある
・hypothesis= 仮説
別の例をあげる。有能な喜劇俳優も観客の表情を見て、頭にある100あるジョークの中から5つを的確に選ぶ。
jugglerにせよ、喜劇俳優にせよ、やはり我々皆が少し異なる公式を持つのではないか・・・というのが私の仮説である。
【解答】
(問1)やや易
テニスの選手がサーブを打とうとして地面にボールをバウンドさせていたら、それが足に当たって転がってしまったという小さな出来事。
<分析>
テニスの試合での出来事を述べているのは明らか。場面のイメージさえできれば易しいですね。
(問2)標準
球を放り投げ受け取りタイミングを測る能力は私達全員が持つものだが、お手玉をするには、これら2つの能力を同時に監視することを可能にする第3の能力が必要なのだが、たいていの人はそれを持たないから。
<分析>
直後にWhy?があり、該当箇所の特定は容易。
まずtwo inherently different abilitiesの内容をつかみます。前々文にあるtwo ingredientsのことで、「球を放り投げる能力」と「タイミングを測る能力」のことですね。
joint monitoringの解釈が難しいけど、「joint=結びつける」「monitor=モニター(操作)」と考えて何とか訳したいところです。
(問3) やや易~標準
ア
<分析>
後文から、2番目の問題はjugglerの持つ特殊な能力を示唆する内容とわかるはず。
さらに読み続けると、人は生来の体格と人生経験で特殊能力を獲得できると述べていることより、(ア)が適切。
また、「the first part~」の内容より、1番目の問題は、「私達の臓器も心も結局元は同じであること」と理解できます。
・latently= 潜在的に
(問4)やや易~標準
ガソリンを車輪の動きに変換する機械が車の中にもし存在しなければ車は走ることができないであろうこととちょうど同じように、数ミリ秒で生起する思考も行為も、その背後に何も仕組みがなければそんなに速く行われることはないだろう。
<分析>
前半部分は仮定法が用いられていることに注意して訳出しましょう(~できなかっただろう)。
Just as~,so・・は「~とちょうど同じように・・」。translating~の意味上の主語は、ガソリンを車輪の動きにするmachine。「take place=起こる」。
(問5)
(1)やや易
ウ
<分析>
大きな動きと対比してmicrophysicalなことを聞いています。
(2)やや易
ア
<分析>
unique inner formulasを作るのはinborn architecture(生まれつきの身体構造)の他に、experienceと書かれています。
(3)やや易
イ
<分析>
後文でOKが様々な意味合いで用いられており、ここでのthe same covering wordは`OK`のことだと考えられます🤔
(4)やや易
エ
<分析>
「私たちの「公式」は( )の基盤でかつ動機付けになっている」より「行動」が適切。
<感想>
tennisとjugglingの動作がわかっていれば、第1問より簡単ですね😂
tennisのプレイ内容はさすがに大丈夫でしょうけど…jugglingが何かわからない人(orそういう遊びを知らない人)にとっては後半は非常に読み辛かったのではないでしょうか😱❓
(18歳以上ではいないとは思うけど)
仮にテニスのルールを何も知らないとテニスの記述も意味不明になる思うので、普段から一般常識や日常会話に馴染んでおくことは必要ですね(;^ω^)
第3問
【解答】
① 標準
c
<分析>
調子を聞く質問bとcで悩むでしょう🤔
bは「どうしたの?」cは「調子はどうだい?」
のニュアンス。ここは会話の最初で、当然前文にMattが困っている様子の記述がないことを考慮すると、cが妥当かなぁと思います。
② やや易
d
<分析>
「多忙ゆえ古いcomputerを持参した」より、新しいcomputerを買うのはわかっていたはずです。
③ やや易
b
<分析>
「not to mention=言うまでもなく」は覚えましょう💡
「オンライン授業を受けるには2GBでも十分だけど、fun thingsをするのに8GB必要」とあるので、「言うまでもなく」が入ります。
④ やや易~標準
a
<分析>
「hard driveは必要」より「not run out of~=~を欠かせない」が適切と考えます。
(2)
コンピュータA~Cのどれが良いかを表に基づいて理由を3つ挙げます。また、各理由について個人的事情を添えます。
(理由の例)
・Aの場合
1年保証→1年間は修理代の心配不要
RAM→時間は大事。時間の節約には通信速度の速さは不可欠。
price→高値の方が長持ちするイメージがある・Cの場合
price→学生は金欠だから
Screen size→画面が大きい方が文字が読みやすく目も悪くならない
Disc Drive→DVDで映画をよく見るから必要
<解答例>
I will buy Computer A. First,it has a 1-year-full warranty,so I don’t have to care about the cost of fixing the computer for a year. Second,8GB of RAM allows me not only to participate in online lectures and do other tasks so fast.Finally,I’d like to buy expensive one because I consider expensive products as being durable.
<第3問の内容について>
今回はコンピュータ(PC?)についての話題でした。Mattは古いコンピュータによるRAM不足や機能の限定により苦労しているようですね。
さっさと全機能揃った新品を買えばいいのに・・と思うけど、多分金欠でお困りなんでしょう💰
学生あるあるですな😵
<受験生の皆さんへ>
金欠だと将来行動と時間の自由が奪われますので、自力で稼ぐスキルは絶対に身に付けましょう🚩
第4問
(A)
<解答例>
For not imagining yourself in your thirties or later means leaving yourself unsettled without deciding what to do or what to pursue as your lifework.
<分析>
①
「~というのも」には Forが使えますが、This is because~とも書けます。
②
「 三十代以降」は「 in their thirties or later」、「~かそこら」でor soという表現がありましたが、そのsoをlaterにするとよいでしょう。
③
「宙ぶらりん」は「不安定」や「目的がないまま」の意味と解釈できます。ここでは、unsettledが適切でしょう。
(B)
<解答例>
Adulthood today starts at the age of 20,but in terms of intellectual maturity, I’d like to recognize the starting point of our intelligent life as the age of 15 or so, when our own self is established and we are so proficient in our mother tongue that we can develop our thoughts based on it.
<分析>
「~歳で」→ at the age of~、「知的成熟」→ become mature intelectuallyも可
、「~からいえば」→ in terms of~ , from the viewpoint of~
<感想>
東北大の和文英訳は「旧帝大の中では捻りはマシな方なのかな?」という印象ですね。
今回も京大や阪大からすれば容易だったと思います。
英語表現では「in their thirties or later」と「at the age of~」が意外と出にくかったかもですね。
言い換えでは「宙ぶらりんの状態に自分の身を置く」「知的成熟」で頭を悩ませたでしょうけど、他は非常に素直な出題。7~8割の得点は簡単な問題でした🎵
<第4問の内容について(雑談)>
今回は出題文全体の内容が興味深いですね👀
最近は「熱い人🔥」が減ったと言ってます。草食系男子、事なかれ主義、マニュアル的対応という周囲とのトラブルを避ける傾向が強くみられます。特に私の目を惹いたのが、(A)の直後の「きまりきった人生の中に運びこまれてしまう」「苦くみじめな青春の結末をむかえたくなかったら」ですね。
これはまさに「仕事に振り回される社畜人生」
ではないか(+o+)!!
権力者にとっては反抗的でない指示待ち人間が使いやすいからね。資本主義社会の闇ですわ👺
総括
総合的には、第1問の長文内容把握が難しかったものの、第2,3問は(tennisとjugglingのルールさえ知ってれば)話の流れがつかみやすく、英作文も難解な箇所は少なかったです。
記述問題の採点の厳しさがよくわからないので、何割取ればいいかは正確には言えませんが・・・
合格点は
非医:50~55%
医:70~75%
程度ではないかと思われます。
最後に、再度公式ラインの紹介をします。
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