2021年京大英語第1問

京大が伝統的な和訳と和文英訳のstyleから出題形式を変えたのは2015年のことです。
内容説明問題,160字要約,条件英作文とかいろいろ出してきました(個人的には2016年の
「積ん読」が印象的
😊)が、今年は昔の京大にほぼ戻りました。
・・・Good bye 新傾向の京大、Come back 本来の京大という心境です(笑)


では、第1問いってみましょう。なんと(1)~(3)まで全部和訳!
2014年以前の京大と全く同じ姿ですね~😎




(1)
・ While S+V,S’+V’~=SがVする一方でS‘はV’だ
・「,concentrating~」の部分は分詞構文で「~しながら」と訳す
・ as they happened →「~のままに」「~のように」と訳す。
  接続詞のas(~なので、~のとき)と解釈の可能性も考えたくなるが、前文がS+V
  の形でない点から不適と判断。
・ particularとuniversalは対比な点に着目!特定⇔普遍的(広く当てはまる)の関係
Hence=従って は覚えておく。
Hence the justificationを直訳すると「従って、正当化!」。これでは意味不明
なので、文脈に応じて適宜語句を補充。詩が正当化される理由は直前の文にあり、
  見つけるのは簡単。


(答) 歴史は起きたままの一定の詳細に焦点を当てながら特定の物事を表現する一方で、
    詩は偶然の介入を許さず普遍的なことに光を当てる(を明らかにする)ことができる。
   それゆえ、詩は正当化される。

(2)

・「with our shields up」は、付帯状況のwithで「我々のshields(シールド(盾))を
  upしながら」と訳す。shieldsの訳が厄介だが、防御系の道具なら鎧や壁とかでも
よいのでは?

・「moved emotionally」は直訳すると「感情的に感動する」。×ではないだろうけど、
  同じ表現の繰り返しは好まれない(くどい認定される)ので、「心から感動する」など
  が適切か。

・「rubbery」は弾力的という意味を知らなくても、easy to shapeから推測は可能。
  変化しやすい系の表現(流動的,流されやすい)をあてておけばOKかも。


(答) ノンフィクションを読む際に我々は鎧を身に付けて読む。我々は批判的かつ懐疑的
    だ。しかし、物語に夢中になると我々は知的鎧を脱ぐ。我々は心動かされ、これに
    よって、我々は弾力的になり、容易に変わることができるようだ。



(3)
・「clinch a deal or win a trial」は難しい。業界用語なのか?訳せなくても仕方ない
  なお、deal=商売trial=裁判

may well~= ~になるだろう、~するのももっともだ

・ anguishedはマイナスの意味なのはわかるが難しい

(答) 彼らは他の人の感情を瞬時に把握し、その感情に基づいて行動し、商談をまとめたり
    裁判に勝ったりすることができる。その結果として、おそらく相手側の人間は苦しん
    だり敗北感を味わったりすることになるだろう。逆に、他者を理解するのが得意でな
    かったり、得意だとしても相手について把握したことに基づいて行動する能力を欠い
    ている、読書好きで内向的な人を私達は皆知っている。

【講評】
 第1問は頻出の熟語や表現を知っていれば8割程度の得点はしやすい標準的な問題
 でした。和訳問題のいいところは、記号問題と違ってall or nothingの要素がない
 ところですね!


【おすすめ参考書】
京大英語にはコレです👇1つの問題について精密なアプローチをしてくれています。
特に、英作文でニュアンスの違いに触れてくれているのが高評価です。2021年に
ほぼ従来の形に戻ったのを機に、本書がまた役立つ時代が来たかもしれませんね😏

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